今回紹介する漫画は『天空の扉』です。
この漫画はファンタジー漫画なんですけど、普通のファンタジー漫画とは少し違うんですよ。
というのも、ファンタジー漫画なのに論理的で妙に現実感があるんです。
しかも、やたらと世界観が凝っている。
一言でいうと「大人向けファンタジー漫画」って感じ。
そんな大人向けファンタジー漫画な『天空の扉』なわけですが、ページをめくる手が止められないほど面白い!
ついつい、夢中になって読んでしまいました。
という訳で今回は、少し変わったファンタジー漫画『天空の扉』を紹介します。
目次
漫画『天空の扉』あらすじ
雷光の勇者レイが、その身を犠牲にして魔王ディアボロを倒したおかげで、世界には平和が訪れた。
(©『天空の扉』)
そんな平和な世界で、主人公・ルーシュと幼馴染のマギアはのんびりと暮らしていた。
ある日、ルーシュとマギナは巨大なモンスターに襲われている女性を発見する。
超高速移動魔法「マクロドライブ」で、襲われている女性を助けたルーシュであったが、なんとその女性の正体は、魔王の部下の騎士・レイシャであった。
(©『天空の扉』)
魔王の部下の出現に驚くルーシュとマギナ。
さらに驚くことに、レイシャの肩には小さい
モンスターの姿になった魔王・ディアボロがいるではないか。
混乱するルーシュを前に魔王ディアボロは予想外の言葉を発する。
「あの時、儂は勇者とその仲間たちを殺そうとはしていない」。
(©『天空の扉』)
度重なる出来事に頭が追いつかないルーシュを、さらに動揺させる出来事が起こる。
なんと、ルーシュが暮らしている村が紅蓮の炎で包まれていたのだ。
しかもそれを行ったのは、かつて世界を救った英雄・勇者レイ。
勇者レイを止めるため、ルーシュと魔王ディアボロは共に戦うことを決意する。
漫画『天空の扉』感想
ファンタジー漫画なのに現実的
この漫画は魔法がはびこるファンタジー世界を描いた漫画です。
魔法とかファンタジーって言ったら、なんかすごい力がぶわーっと現れて敵をドシャアアアと倒す、みたいなアバウトのイメージがあるじゃないですか。
魔法だからなんでもありみたいな。
しかし、『天空の扉』で出てくる魔法やファンタジーはやたらと論理的なんですよ。
言うなれば、理数系が書いたファンタジーみたいな感じ。
ファンタジー世界なのに物理法則がけっこうキチンと働いており、それを利用して敵を倒すといった頭脳プレーがなかなか面白いですね。
(©『天空の扉』)
こういった理知的で丁寧な魔法の解説がたくさん出てきます。
オタクっていうのは、こういう小難しい説明が大好きですからね。
例に漏れず、僕の心も鷲掴みにされてしまいました。
また、魔法以外のところも非常に現実的。
チート級の力をあくまで軍事的交渉のために使ったり、下手な魔法より銃火器の方が強かったりと、ファンタジーの中にリアリティさが光ります。
(©『天空の扉』)
バトルシーンもかなり現実的です。
とくにそれが顕著なのが軍隊同士の戦いシーン。
入念に準備をしてきた側が一方的に勝つという、現実では当たり前ですが漫画としては珍しいシーンが描かれています。
しかし、だからと言ってつまらない訳ではなく、戦争をするまでの工作や政治的駆け引きが存分に描かれており、かなり読み応えがあります。
魔法やファンタジーといった王道的な題材を現実的に、ある意味邪道的に描くことで、独自のオリジナリティを発揮している作品ですね。
チート能力者同士のド派手な戦闘シーン
基本的に、主人公たちとメインの敵たちは全員チート能力持ちです。
だから戦闘がめちゃくちゃ派手でかっこいい。
僕のような中二病を患っている人間には、正直たまらんですよ。
(©『天空の扉』)
主人公・ルーシュは、あらゆる物体を超高速で射出することで莫大な破壊力を得る魔法、「マクロドライブ」の使い手。
ただの石ころでも超高速で射出することで、大規模な爆発を起こせるほどの破壊力を生み出せてしまいます。
破壊の化身のようなこの技が、あらゆる敵を飲み込んでいくっ!
その様は圧巻!
圧倒的な破壊力で敵を蹂躙するというロマンあふれる技に、ドキドキが抑えきれません。
やっぱりシンプルで強い技って憧れるよね…。
また、主人公の仲間もチートすぎてヤバいです。
(©『天空の扉』)
ヒロインのマギアは、あらゆる魔法を使うことができる「マルチ・ウィザード」。
炎・氷・風などの属性魔法や回復魔法、精神汚染魔法に身体強化魔法などなど、ありとあらゆる魔法を打つことができるのです。
うわ、ようじょつよい…。
これだけ主人公チームが強いんだから、ただの俺TUEEE!になってしまいそうですが、『天空の扉』は敵もチート能力持ちばかりなので、そうはなりません。
(©『天空の扉』)
雷の魔法と勇者的補正でルーシュたちを圧倒する勇者・レイ。
敵に死を与える鳥を生み出し続ける魔術師・マーレ。
このように敵もチート能力者ばかりなので、主人公たちが俺TUEEE!!する展開にはなりません。
というか主人公サイドかなり苦戦してます。
こんなチート能力者同士がぶつかるド派手なバトルが、そこかしこで勃発するわけですよ。
正直、めっちゃ興奮します。少年のロマンやでぇ…これは…。
やたらエロいシーンが多い
さっき「バトルシーンでめっちゃ興奮する」とか書きましたけど、もう一つ興奮する要素があります。
それはめっちゃエロシーンが多いところです。
世の中の男性の諸君…聞こえていますか…?『天空の扉』という漫画はエロシーンがすごく多いですよ…。
マジで多いです。
1冊につき、平均3回ぐらいセックスしてるもん。とんだ、ど変態漫画じゃねーか。
だいたい勇者は女をはべらしてエロいことしてるからね。
勇者が出るたびにエロシーンですよ。けしからん勇者だホント。
あと、ヒロインのマギナちゃんが3回ぐらい敵につかまって凌辱されそうになる。
結構ギリギリのところに行くまで助けがこないので、読者的には嬉しい。(でも、さすがに可哀想で心が痛くなります)
あと、幼女キャラというか貧乳キャラが結構多いですね。
だからそっちの趣味の人は嬉しいかも。(小学生は最高だぜ!)
エッチな女の子が大好きな男性にとって、非常に素晴らしい漫画となっています。
漫画『天空の扉』感想まとめ
漫画『天空の扉』は、他にはない一風変わったファンタジー漫画ですっ!
ファンタジーという空想の世界に現実的な要素を足すことで、独特の世界観を作ることに成功している…そんな感じの漫画です。
漫画『天空の扉』は、こんな人におすすめ!
- 凝った世界観のファンタジー漫画を読みたい人
- 中二病的なド派手なバトルを見たい人
- エッチな女の子を見たい人
ということで今回は、漫画『天空の扉』を紹介しました。
超面白い作品なので、気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいっ!
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