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『ヨイコノミライ』感想。陰キャの心をズタズタに引き裂く漫画だった…。

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ヨイコノミライ [完全版](1) (IKKI COMIX)

 

はわわっ、ネックですっ!

今回紹介する漫画は『ヨイコノミライ』です。

この漫画は、もうね、本当にすごい!

陰キャの心の傷をこれでもかというほど、めった刺しにするような漫画です。

僕は、陰キャなので、心がズタボロになってしまいました。

やべぇ、こんなにダメージを受ける漫画は初めてだぜ…。

陰キャ、オタク、メンヘラ…こういった負の要素を持った人には、めちゃくちゃ刺さる作品です。

逆に陽キャな人は読んでも面白くないかも…。

今回は、そんな限られた人に深く刺さる漫画、『ヨイコノミライ』を紹介します。

 

漫画『ヨイコノミライ』あらすじ

漫画研究部部長・井之上広海(いのうえ ひろみ)は困っていた。

漫研の部員たちが、口先ばかりで全然漫画を描いてくれないのだ。

今日も「みんなで漫画を描こう」と提案するも、断られ、さらにはケンカになる始末。

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(©『ヨイコノミライ』)

ケンカで怪我をした広海は保健室に向かうと、そこには保健室の姫と呼ばれる美少女・青木杏(あおき あんず)がいた。

そこで広海は杏と漫画の話をするうちに、「自分は絵が描けないけど、編集という立場で面白い漫画を作りたい。」とい野望を打ち明ける。

すると青木は「それなら、部誌を作ればいいんじゃないかな?」と提案。

それに賛成した、広海は漫研で部誌を作ることを決意する。

──しかしそれが間違いであった。

いや、正確には青木杏と関わったことが間違いだったのだ。

彼女は漫研部員を酷く嫌っていた。

口先だけで何もしない、できない奴らを見ていると虫唾が走ると。

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(©『ヨイコノミライ』)

その後、青木杏は漫研に入部することとなる。全ては憎き漫研を崩壊させるために…。

こんな感じの漫画です。全4巻で完結しています。

 

漫画『ヨイコノミライ』感想

陰キャの心理をめちゃくちゃわかってる

漫画『ヨイコノミライ』の一番の魅力がこれです。

この漫画、陰キャの心理を痛いほど突いてきます。

根っからの陰キャの僕が言うんだから、間違いない。

もうね、読んでるだけでグサグサ心に刺さってきます。

正直、心当たりがありすぎて読んでいるのが辛くなってくるレベル。

まるで、僕のこと見て書いた?と疑いたくなるようなぐらい、陰キャを滅多切りする内容です。

基本的にほぼ全シーンが陰キャにダメージを与える内容なのですが、その中でも印象に残っているのを紹介しようと思います。

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(©『ヨイコノミライ』)

このシーンは、ヒロインの青木杏ちゃんが漫研の人たちに抱いた印象を述べているところです。

見て頂けると分かると思いますが、かなりボロクソ言ってます。

そして、この中で特に印象深いのが「なんの取り柄もない、ただのオタクに居場所を感じている無能オタク」というセリフ。

これ結構、心当たりある人多いんじゃないですが?

死ぬほど漫画とかアニメが好きだからオタクになったんじゃなくて、他の場所で迫害されてきて仕方なくオタクになった人。

 

僕自身これ若干当てはまるんですよね~。

あんまり周りに馴染めなかったときに、アニメに逃げたら『涼宮ハルヒの憂鬱』を見つけたんですよ。

そんで見てみたら、ドハマりして、一気にオタクになった。

だから、この「無能オタク」という言葉、めっちゃドンピシャで当てはまります。

もう、グサグサ刺さりました。

こんな感じで、グサグサとオタクや陰キャの傷をエグっていくのが『ヨイコノミライ』のいいところです。

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(©『ヨイコノミライ』)

このシーンも印象深い。

「自分のことに敏感なくせに他人に鈍感」かあ…ホント痛いところを突くなあ杏ちゃん。

陰キャは基本的に社会からつまはじきにされてると思ってるからね、被害者意識がすごい。(まあ、実際つまはじきにされてるケースも割とあるが)

そして、それが途中で治ればいいいんですけど、陰キャは得てして生きるのが下手くそな生き物。

自然と周りとの隔たりが生まれ、その結果、被害者意識はますます大きくなるのです。

 

そうなってくると、もう世間VS自分という構図が出来上がり、自分のことを考えるので精一杯になってしまう。

それに世間は、陰キャからすると敵なので、「別に敵なんだからどうでもよくね」という考えに無意識にシフトしてしまう。

だから、相手に対して鈍感になる。

そんな陰キャの複雑な心境を、この1シーンだけで表し、エグってくる。

もう、ゾクゾクちゃいますね。あまりにも的を得ていて、逆に批判されるのが嬉しくなってくる。

漫画にありがちな、「本当に自分を理解してくれるのは、憎き宿敵だった」みたいな感覚。いや~たまらんね。

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(©『ヨイコノミライ』)

友達が絵が上達しちゃって、内心嫉妬の炎が湧きまくりなシーン。

自分と同じかそれ以下だと思っていた奴が、急に自分よりも格上になってしまった時って、素直に喜べませんよね。

非常に醜い感情だということは分かるのですが、どうしようもない。

身近に起こりそうな状況だけに、なかなか胸にくるものがあります。

っていうか、これクリエイターを目指しているオタクとかが見たら、すごくしんどそうだよね、

僕はそういうのじゃないので、そこまでダメージ受けませんでしたが、イラストレーターになろうと思ってて、だけど上手くいってない人とか見たら即死しそう。

こんな風に、陰キャやオタクのハートをボコボコに傷つける作品、それが『ヨイコノミライ』です。

 

あの手この手で部員を追い詰める、青木杏

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(©『ヨイコノミライ』)

何の努力もせずに口ばっかりの漫研部員。

一生懸命努力をし、それでも報われなかった青木杏にとって、彼らは自分をイライラさせる存在でしかありません。

そんな漫研部員を絶望の渦に叩き込んでやろうと、青木は様々な方法で漫研部員を追い詰めていきます。

二手三手先を読み、漫研を崩壊させるために暗躍する彼女に、ドキドキせずにはいられません!

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(©『ヨイコノミライ』)

批判ばっかりしているくせに、この作品を本当に愛しているのは僕だけだ!とか言っちゃう、典型的キモオタの天野。

そんな天野に優しい声をかけ、自分の意のままに操っていきます。

青木曰く「彼は扱いやすいから、相手してあげてるだけ」だそう。

ひええ。青木さん怖えぇ…。

人心掌握に長けた青木にとって、人を操るのは朝飯前なのです。

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(©『ヨイコノミライ』)

依存心が強い部員に対して、「一度、離れることで世間に彼女を傷つけさせましょう。そうすれば傷ついた彼女は、あなたのもとに再び戻ってきますよ。」とアドバイスするシーン。

この思考、完全にサイコパスのそれじゃないですか。

しかも、これ、再び彼女は戻ってくるとは思ってなくて、上手いこと二人の仲を引き裂こうと思ってますからね。

青木さんマジでヤバいです。怖すぎます。

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(©『ヨイコノミライ』)

サークルクラッシャーの十八番、色恋沙汰もどんどん使っていきますよ~。

巨乳で美少女の青木がこれを使えば、どんな男子もイチコロです。

二股をかけさせることで破滅に向かわせるプレイング。いやはや、恐怖しかありません。

こんな風に、「ムカつく漫研部員を潰す」という目標のためだけに、あの手この手で非道な策をとる青木さんが、最高に怖くて面白いです。

 

漫画『ヨイコノミライ』感想まとめ

漫画『ヨイコノミライ』は、陰キャ、オタク、メンヘラのような人たちにグサグサ刺さる漫画ですっ!

容赦なく心をエグっていくのが、本当にクセになりますね。

痛いっ…でも気持ちいい…みたいな。

自分の心の中を全て見透かされたような感覚…いやあ~たまりません。

漫画『ヨイコノミライ』は、こんな人におすすめ!

  • 陰キャ
  • オタク
  • メンヘラ

ということで今回は、漫画『ヨイコノミライ』を紹介しました。

超面白い作品なので、気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいっ!

ちなみに、これは余談ですが、同じ作者の別作品『メイド諸君!』もおすすめです。

この漫画では、主人公のオタクがヒロインのメイドに「なんで処女じゃないんですか!」と憤るというパワーあふれるシーンを拝むことができます。

オタクなら一度は読んでおきたい作品。

 

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