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漫画『素足のメテオライト』感想。非常に考えさせられる名作漫画だった…。

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はわわっ、羽輪のどかですっ!

僕のお気に入りの漫画の一つに、『リィンカーネーションの花弁』という漫画があります。紹介記事を書いてしまうほど好きな作品です。

『リィンカーネーションの花弁』がすごく面白かったので、きっとこの作者が書く漫画はどれも面白いだろうと思い、彼の前作『素足のメテオライト』を読んでみました。

感想としましては、「荒いところもある、だけどこれは名作だっ!」って感じっ!

作者の処女作なので、いろんなところが荒くて拙いんですけど、それでもキチンとまとまっていてよい作品ですね。

ということで今回は漫画『素足のメテオライト』について紹介します。

 

漫画『素足のメテオライト』あらすじ

流れ星に願いを事をした翌日、朝田名 有介(あさたな ありゆき)の家は木端微塵に吹き飛んでいた。

驚いている彼のもとに、突然、幼女の姿をした神様・ダルミルが登場。信じられない出来事に唖然とする有介。

(©『素足のメテオライト』)

ダルミルが神であることを信じられない有介であったが、ダルミルが見せる超常現象を否定することもできず、ダルミルをしぶしぶ神だと認めることに…。

「願いを言え」とダルミルに迫られ、有介が願ったのは「ダルミルがここに来たことを、なかったことにしてくれ」であった。

平凡で普通な日常を望む有介にとって、ダルミルという存在がいる非日常は受け入れがたかったのだ。

ダルミルは、それを聴いて泣き出してしまう。

(©『素足のメテオライト』)

その時、突如、有介とダルミルに異形の存在が襲いかかる!

「この窮地を脱しなければ!」そう思った有介は、ダルミルと協力して神パワーで敵を倒すことに成功。

その後、「ダルミルがそんなに悲しむのなら、さっきの願いは無し」ということになり、有介とダルミルの非日常が始まっていく。

全5巻で完結済みの作品です。ジャンルはサイエンス・ファンタジー。

 

漫画『素足のメテオライト』感想

ダルミルちゃんがめちゃくちゃかわいい

(©『素足のメテオライト』)

もうかわいすぎてやばいいよおおおおおおお!!!!!こういうロリっ子たまんないほど好きなんだよおおおおお!!!あああああ、かわいいかわいいかわいい!!

クンカクンカ、スーハ―スーハ―。

この漫画のヒロインであるダルミルちゃんは幼女の姿をした神です。

つまり、最高にかわいいってこと!ダルミルちゃんマジ天使、いや天使じゃなくて神だった…。

(©『素足のメテオライト』)

笑顔でご飯を食べるダルミルちゃんのかわいさやばあああああああ!!!

これなら、いくらでもご飯つくれちゃう。全財産失くしてでもダルミルちゃんにご飯食べさせたい。

(©『素足のメテオライト』)

ダルミルちゃんにこんなことされたら、理性が崩壊しちゃうよおおおおお!!!!!!!

おい有介場所変われや、おい。めっちゃいい匂いしそう。クンカクンカ。

このように『素足のメテオライト』は、ダルミルちゃんのかわいさがマジでヤバい漫画です。

前から思ってたけど、作者絶対ロリ好きだよな。『リィンカーネーションの花弁』でもヒロインがロリ体型だし、メインキャラにもロリおるし、絶対幼女好きだわこの作者。

 

テンポのいいギャグとバトル、そしてシリアス

物語の前半はテンポのいいギャグとバトルが続きます。

結構ヤバい状況に陥っていても、ギャグを挟んでくる幼女神・ダルミルちゃんがおもしろいです。

(©『素足のメテオライト』)

こちらは必殺技の反動(お腹を下してトイレから離れられなくなる)を嫌がる有介のために、反動の少ない強化を施すダルミル。

その結果、右手だけムキムキになってしまった。

(©『素足のメテオライト』)

必殺技の名前を叫ぼうにも、名前が思いつかず「ちくしょおおおお!!!」と言ったせいで、必殺技を「ちく掌」にされてしまった有介。

これ以降「ちくしょおお」と言わない限り、必殺技が出せなくなります。

前半はこのようなおふざけが多く、一話完結のお話がメインなので、非常に読みやすいです。

そして中盤以降は、徐々にシリアス要素が入ってきます。

特に最終巻のシリアス具合は相当なものになり、非常に感動させてくれます。

最終巻は他の巻と比べて段違いで完成度が高いので、ぜひとも全巻読んでみて欲しいですね。

 

 「神と人間のあり方」について独自の視点で描いている

この漫画では、終盤にかけて、「神とどう向き合うべきなのか?」というテーマが浮き出てきます。

(©『素足のメテオライト』)

神と出会うことによって、人は願いが叶えられる。しかし、それは本人が自らの力で達成できたかもしれないという可能性を、ゼロにしてしまうことではないのか?

ずっと神に願いを叶えてもらっているだけでは、むしろ人はどんどんダメになっていくのではないか?それならば、神は訪れない方が結果的によいのではないだろうか?

『素足のメテオライト』は、神と人間の関係性についてここまで深掘りしていきます。

(©『素足のメテオライト』)

そして、最終巻で「神の存在理由とはなんなのか?」という問いに対する答えを、今までの伏線をフルに使って、読者に提示します。

ここが、この漫画のすごいところなんですよっ!!

普通「神」という存在について、ここまで深く考えられる!?神が登場する漫画は数あれど、こんな考え方をしてくる漫画は初めて見ました。

しかも、「神の存在理由がなんであるかについて」読者に納得のいくような説明がキチンとされるんですよ!!しかも、オリジナリティあふれる論理でっ!!

 

『リィンカーネーションの花弁』でも思ったことだけど、この作者は一つのテーマについて、自分の考えをしっかり述べてきますね。

『リィンカーネーションの花弁』では、一貫して「才能」というテーマについて書き続けていますし、『素足のメテオライト』では「神と人間の関係性」というテーマを描いています。

この漫画を読んで、神様にお願いごとをする時の意識が変わりました。それぐらい、この作品は影響力があります。

 

漫画『素足のメテオライト』感想まとめ

漫画『素足のメテオライト』は粗削りながらも、非常に完成度の高い漫画ですっ!!

何度も言いますが、特に最終巻は最高だった!感動して、ちょっとうるっと来ちゃいまたよ…。

また、 考えさせられる要素がたくさんあるので、漫画玄人の人にも読んでみて欲しいですね。

漫画『素足のメテオライト』は、こんな人におすすめ!

  • テーマ性の強い漫画が好きな人
  • 切ない物語が好きな人
  • ロリコン

ということで今回は、漫画『素足のメテオライト』を紹介しました。超面白い作品なので、気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいっ!

 

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羽輪のどか

1年に1000冊以上のマンガを読んでるマンガ大好き小学生! 「ちょっとマイナーだけど実は面白い!」そんなマンガを紹介していこうと思いますので、よろしくお願いしますっ!

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